あがつま腰痛堂

厚生労働省が整体を認めた意味

データ

厚労省は国民の治療法の選択肢の一つとして平成26年3月に正式に整体など姿勢骨格療法を認可しました。

東京都登録施術者

整体でも、公共機関主催の施術者講習があります。当院では福祉保健局(東京都庁)の施術者講習を修了しています。整体院といってもピンからキリまであって最近はほぐし屋さんというものまであります。ある読者様から「保健所への通報」について、2017年保健所(千代田区役所)より℡連絡がありその場で説明したところ「区の登録管轄ではなく都の登録管轄の違いがあり記述にウソはない」誤解による通報というご回答をいただきました。

医療法における病院等の広告規制について

平成30年6月より医療機関の広告規制が強化されます。医院病院が対象です。直接には改正に関係ありませんが、当院の名称「腰痛堂・療院」(開設が古いため不遡及)やHPについては、すでに平成29年千代田区保健所より「パッと目を通したところ大きな問題はないであろう…」との意見をいただいております。(改善要請点は対応済)

※当HPは問題がないように法学士号取得者に一応見てもらい制作しております。詳しくは厚労省をお読みください。www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html※次ページでも注釈。

マッサージは虚血圧迫をいう

按摩指圧マッサージは『(筋肉の)虚血圧迫法=アキュパンクチャー』といいます。整体療法でこの虚血圧迫を使用できるか?という疑問があると思います。古い裁判判例で「柔道整復師は按摩指圧マッサージ師と別の免許ですから、按摩指圧マッサージ師免許を別個取得する必要がある(虚血圧迫はできない)」という判例があります(原則)。しかし、その一文に「整復に付随する相当範囲の虚血圧迫は許される」という例外が裁判により認められています(例外)。

マッサージが目的か否かの意味

本来の意味として虚血圧迫が目的の主体であるには按摩指圧マッサージ師である必要があります。この「相当範囲」とはだれでも行ってよいとされる部分です。そもそも「相当範囲」という条項がなければ、柔道整復師という免許は別個に成立しえないわけです。ですから、例えばエステティックでも虚血圧迫は行われますが、裁判判例によって「付随する相当範囲」であれば按摩指圧マッサージ師でなくてもマッサージは合法といえます。同様に整体でもこの「相当範囲」が認められているので、厚労省は整体を認めることができるわけです。

整体師でマッサージは可能か?

整体で調整して筋肉の馴染みを考えてマッサージを5~6分することは当然で、このことが相当範囲に入ります。

逆にマッサージ師の整体は可能か?

施術の技術よりも上位の概念をいう整体は姿勢骨格療法という別体系の医学で成り立っていて、按摩指圧マッサージや柔道整復の体系と同じように施術技よりも大きな概念(上位概念)です。整体は主たる目的に分類されるので「マッサージに付随する相当範囲の整体」という下位の概念(施術の技術)に置き換えることは不可能です。

整体は熟練した整体師が行うべきものです。

これも過去の裁判判例ですが「接骨院で柔道整復師が首の骨を折る事件」がありました。首から下が動かない四肢麻痺という重大な事故を起こしています。この裁判は有罪となりましたが、そこでいわれたことは

  • ①まず免許で許されていない=接骨院で行ってはいけないということということ
  • ②危険に対する対策がされていない=整体に国家免許は関係がなく熟練している経験が重要であること、
  • ③被害者に柔道整復師だから安全という誤認を与えた=高度な技術を有する接骨院という患者さんへの『誘因性』があることです。

上のように国家資格者が見様見真似で起こした重大事故が現実にあります。しかし、厚労省のデータで「熟練した整体師の起こす事故はせいぜい揉み返し程度」であったとされて、実際に重大な事故は起きていないのです。

データのチェック

整体における効果と安全性が厚労省のデータ分析・解析を通して認められました。そのうえで一定の要件において行われることになりました。1991年に初めて整体療法に規制が始まって、ついに2014年に正式に認可されました。

厚労省の要求・熟練

平成26年3月以降整体を施術するには熟練を要するという要件が最も重要といえます。柔道整復師など他の医業類似行為学校から考えると2~3年の修業期間を経ていれば最低限必要な要件と推察できます。

整形外科の受診を推奨

今回は一定期間しても改善が見られないときには整形外科の受診を推奨する要件も盛り込まれました。他の病気による腰痛や首の痛みがあり得るためです。当院では1993年の開業以降、5名ほどの方に整形外科の受診を求めましたところ、他の病気を早期発見できたと感謝いただいたことがあります。